Pythonにおける配列(リスト)操作
【Python基礎/リストの作成】

long queue
プログラミングをしていると,配列を扱いたくなりますよね.
ん?配列?という方も,大丈夫です.簡単な話なので安心してください.
Pythonでプログラミングを行う上で,とっても重要で基本的な話なので,初心者の方にも分かりやすく説明します.
例えば,体重の話をしましょう.
毎日体重を測り,体重の変化を把握したいとします.
体重は毎日増えたり減ったりするので,
計測したデータをそのまま見ただけでは,長期的な変化の傾向がわかりにくいです.

3か月の体重の変化

ただこのデータを滑らかにすると,以下の青線のように変化の傾向がわかり易くなります.

3か月の体重の変化

Pythonを使えばこのような処理を簡単に行うことが可能です
このような処理に,”配列”を使います.

pythonでは配列のことをリストとも呼びます.この記事でも,以下配列をリストと呼びます.

情報過多を防ぐために,リストデータの処理に関する具体的な話は,別の記事に分けてご紹介します.

この記事では,Python上でリストを作成する方法をご紹介します.

では一体,リストとは何なのでしょうか.
一言でいうと,リストとは,”データの集まり”です.
例えば以下のデータを考えます.

7日前の体重 60.1kg
6日前の体重 60.5kg
5日前の体重 60.8kg
4日前の体重 61.1kg
3日前の体重 62.1kg
2日前の体重 62.8kg
1日前の体重 63.0kg

 

この一週間分の体重のデータを並べてみます.

一週間分の体重 = [60.1 60.5 60.8 61.1 62.1 62.8 63.0]

はい.これがリストです.ただ並べただけです.なんのことはありません.

並べたデータ,それこそがリストなのです.

2. Pythonでリストを作成し実行してみる

Pythonでリストを作成する方法はいくつかありますが,まずは下の二つの方法を知っておくと良いでしょう.

(1) 角括弧を使い項目をカンマで区切る: [a, b, c]
(2) 型コンストラクタを使う: list() または list(iterable)

方法(1)は簡単そうですね.方法(2)はややこしそうですが,実は簡単です.大丈夫です.
それぞれ順に説明していきましょう.

方法(1):角括弧を使い項目をカンマで区切る

角括弧を使うと,簡単にリストを作成することができます.

実際にプログラムを作成し,実行してみましょう.

まずは以下の例のように,適当な値を入れて,リストを作成してみてください.

(例)


適当なテキストエディタを立ち上げて,ファイルに名前を付けて適当な場所に保存しましょう.ファイルの拡張子は”.py”とすることを忘れないでください.

基本的なPythonプログラムの作成と実行方法についてはこちらでまとめているので,詳しくはこちらをご参照ください.>>基本的なPythonプログラムを作成して実行し結果を確認する

方法(2):型コンストラクタを使う

型コンストラクタとか意味わかんない.という方,大丈夫です.無視してください.

単純に,Pythonにもともと含まれている,関数”list()”を使うという意味です.

上の説明では,関数”list()”の括弧の中に,”iterable”と書かれていますが,初心者の方は深く考えなくて大丈夫です.

list(‘abc’) は リスト [‘a’, ‘b’, ‘c’] を, list( (1, 2, 3) ) はリスト [1, 2, 3] を生成します.

引数(括弧の中の記述)が与えられない,つまりlist()は,空のリスト [] を作成します.

実際にプログラムを作成して実行し,結果を確認してみましょう.


はい.簡単ですね.

ではこの方法,単純に角括弧を使う方法(1)と比較して,何が違うのでしょうか.

あえてlist()とか書かずに,単純に角括弧だけを使ってリストを作った方が,簡単なように思えます.

ただ実は,list()を使うと,とっても便利なことがあるんです.

[方法(2)を使うメリット-長い配列を作るのがとっても楽-]

例えば,0から100まで,1刻みの配列を作りたい場合,どうやったら作れるでしょうか.

角括弧を使う方法だと,” [0, 1, 2, 3, 4, …………………..100] “とプログラムに書かなければなりません.

頑張ればできます.でもこんなことで頑張りたくありません.無駄です.

そういうときに,関数list()はとっても便利です.

関数list()の括弧の中で,range()を使いましょう.

情報過多を避けるために,ここではrange()の説明は省略しますが,関数list()の引数(括弧の中)で,range()を使うと,好きな長さのリストを作成することができると覚えておきましょう.

range()の使い方は以下です.

range()の使い方(数字のリストの場合):

・range(最後の値)

・range(最初の値, 最後の値, 値の刻み幅)

*:括弧の中のそれぞれの値は整数でなければなりません

“Result = range(最後の値)”とすると,0<=Result<最後の値となります.

“Result=range(最初の値, 最後の値, 値の刻み幅)”とすると,最初の値<=Result<最後の値となります.

いずれの場合も,”最後の値”は結果に含まれないことに注意してください.

以下の例を参考に,実際にプログラムを書いて実行し,結果を確認してみましょう.

(例)

はい.いかがでしたでしょうか.

整数の配列であれば,自由に作れるようになったはずです.

3. まとめ

今回はPythonにおけるリストの考え方と,基本的な作成方法についてご紹介しました.

さらに詳細な配列の処理に関しては,別の記事でご紹介します.

もしわからない個所等あれば,以下のコメント欄からご質問ください.

それでは良いPython lifeを.

Have a good python life 🙂

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