Windows 10にPythonをインストールし簡単なプログラムを実行する【Python導入/はじめの一歩】

1. この記事で得られる事

この記事を読むと,誰でも簡単にWindows 10でPythonを使い始めることができます.

Windows 10Pythonをインストールし,簡単なプログラムを実行する例を紹介します.

これからPythonを使い始める方は,当記事を参考にしてみてください.

2. この記事の内容

 

3. Windows10にPython3.8をインストール

3.1. Python2.xPython3.xのどちらをインストールするべき?

現在公式にサポートされているPythonのバージョンには大きく分けて2と3の二つあります.

(バージョン2.x系)

初めのリリースであるバージョン2.0は,2000年の10月に公開されました.

最新のバージョン2.7は2010年の7月に公開され,サポートは2020年1月までとされています.

(バージョン3.x系)

初めのリリースであるバージョン3.0は,2008年の12月に公開されました.

最新のバージョン3.8は2019年の10月に公開されました.

現在ではバージョン3.x系が主流として使われています.

バージョン2.x系は2020年にサポートが終了となってしまうため,今後は特別な理由がない限りバージョン3.x系を使うとよいでしょう.

3.2. MicrosoftStoreからPython3.8をインストール

PythonをWindowsにインストールする最も簡単な方法は,Microsoft Storeからインストールする方法です.

Microsoft Storeでのリリースは評価中とのことで,すべての機能が安定して利用できない可能性があると,公式に声明が出ています.

ただインストールは最も簡単なので,まずは試しにPythonを使ってみたいという方はこの方法で試してみるのもよいでしょう.

機能が安定しない可能性があるということが公式に伝えられていますので,腰を据えてやりたいという方は,Pythonの公式サイトからインストーラをダウンロードしてインストールしましょう.その場合はこちらにお進みください.

Microsoft Storeを開きましょう

画面左下のWindowsのロゴをクリック,もしくはキーボードのWindowsボタンを押して,そのまま「Microsoft Store」とタイプしてキーボードのEnterを押しましょう.

Microsoft Storeが開くので,画像に示すように,”検索”ボタンをクリックしましょう.

“検索”ボタンをクリックしたら,そのままキーボードで,「python」とタイプし,キーボードのEnterを押しましょう.

 

Python3.8がリストに表示されるので,クリックしましょう.

図のように,Python3.8のページに移行するので,”入手”ボタンをクリックしましょう.これでPython3.8が自動的にインストールされます.

問題なくインストールできたことを確認するために,画面左下のWindowsのロゴをクリックするか,キーボードのWindowsボタンを押して,そのまま”cmd”とタイプしましょう.コマンドプロンプトが表示されるので,そのままキーボードのEnterボタンを押して,コマンドプロンプトを起動しましょう.

コマンドプロンプトが表示されたら,”python”とタイプし,キーボードのEnterボタンを押しましょう.図のように,インストールされたPython3.8の情報が表示されていれば,問題なくインストールが終了しています.おめでとうございます.

 

3.3. Python公式サイトからPython3.8をインストール

Pythonの公式サイトからPython3.8をインストールする方法をご紹介します.

Microsoft StoreからPythonをインストールする場合,現在(2019年10月)ではバージョン3.7と3.8のみインストール可能です.

別のバージョンをインストールしたい場合は,Microsoft Storeではなく,Pythonの公式サイトを利用します.

またMicrosoft StoreからインストールしたPythonは,安定して機能しない可能性があることが,公式に伝えられています.今後しっかりと腰を据えてpythonを利用したいという方は,Pythonの公式サイトからインストーラをダウンロードしてpythonをインストールしてください.

それでは早速,Pythonの公式サイトを開いてみましょう.

トップページの「Downloads」と記されているタブにマウスを移動させると,Pythonの最新バージョンのダウンロード用のボタンが表示されます.

最新バージョンをインストールしたい場合は,こちらのボタンをクリックすると,最新のPythonをインストールするためのインストーラがダウンロードされます.

ここからダウンロードしたファイルは,32bit版のPythonです.

Pythonには32bit版と64bit版のPythonがあります.

32bit版のPythonを使用する場合は使えるRAMは4GB以下に制限されます.

64bit版のPythonを使用する場合は使える4GB以上のRAMを使うことができるようになります.

大は小を兼ねるといったように,一見すると64bit版のPythonを入れた方が良い気がしますが,必ずしもそうではありません.

詳しく話をすると長くなってしまいますのでまた別の機会としますが,これからPythonの勉強を始めるという方には,32bit版のPythonでひとまず問題ないでしょう.

旧バージョンのPythonをインストールしたい場合は,タブ「Download」の下にあるタブ「Windows」をクリックしてください.

Windows用のPythonのすべてのリリースが表示されます.お好きなバージョンのインストーラをダウンロードしてください.

ここで気になるのは,各インストーラには,embeddable zipexecutable installerweb-based installerの三つのタイプがあります.

細かいことはいいから早くpythonをインストールしたい! という方は,executable installerweb-based installerのどちらかを実行してください.どちらのインストーラも,インストールする結果に違いはありません.インストールを終えたら,さっそく基本的なプログラムを作成して実行してみましょう.こちらにお進みください.

executable installerとweb-based installer,embeddable zip fileの違いを知りたい方は,このまま読み進めてください.

executable installer/ web-based installer/ embeddable zip fileの違い

(executable installer & web-based installer)

executable installerには,インストールに必要なすべてのファイルが含まれています.

ファイルはおおよそ30MB以上の大きさですが,インターネットに接続せずにインストールを完了することができます.

複数のコンピュータに同時にpythonをインストールする必要がある時等は,executable installerを使用するとよいでしょう.

web-based installerのファイルの大きさは約1MB程度と小さいですが,インストール時にインターネットに接続して,インストールに必要なファイルを逐次ダウンロードしてインストールします.

executable installerもweb-based installerも,どちらもインストールの内容は同じです.

最初にインストールに必要なファイルをすべてダウンロードしてからインストールするか,インストールに必要なファイルを,インストール中に逐次ダウンロードするかの違いです.お好みで使い分けてください.

(embeddable zip file)

executable installerとweb-based installerが通常の開発用のインストーラである一方,embeddabe zip fileは,ラインタイム再配布可能ファイルです.

再配布可能ファイルというのは,pythonがインストールされていないパソコンでも,pythonで作られたプログラムを実行することを可能とするシステムをインストールするためのファイルです.

アプリケーションの実行に必要な最小限のpythonが含まれた,単純なファイル一式です.Python.exe実行可能ファイル,python35.dll(もしくはそれ以降),python3.dllモジュール,標準ライブラリ拡張モジュール(*.pyd)等が含まれます.

ドキュメントやその他のツール等は含まれていません.

これからpythonを使ってプログラムを作りたい人に向けたインストーラではありません.今後pythonを用いて作成したプログラムを,pythonをインストールしていないパソコンで簡単に実行したい場合は,embeddable zip fileを利用するとよいと思います.

またembeddable zip file(埋め込み可能パッケージ)を使用すると,実行のみ可能なpythonを含むアプリケーションをユーザーに公開することが可能です.つまり自分でpythonを用いて開発したアプリケーションを,pythonの実行環境を持っていない人にでも,だれにでも実行可能なアプリケーションとして配布することができるということです.

 

4. 基本的なPythonプログラムを作成して実行し結果を確認する

4.1. 基本的なPythonプログラムを作成する

それでは基本的なプログラムを作成してみましょう.

ここでは簡単に,”HelloWorld!”という文字を表示させるプログラムを作成します.

プログラムを作成するために,windowsのノートパッドを開きましょう.

画面左下のWindowsのロゴをクリックするか,キーボードのWindowsボタンを押して,そのまま”notepad”とタイプするとwindowsのノートパッドが表示されます.そのままキーボードのEnterボタンを押して,ノートパッドを起動しましょう.ノートパッドが開ければ,違う方法でも構いません.

ノートパッドが開いたら,以下のコマンドを入力しましょう.

print(“Hello world!”)

記入を終えたら記入内容をファイルに保存しましょう.ノートパッドのツールバー「ファイル」から,「名前を付けて保存」を選択し,作業を進めるフォルダに保存しましょう.この例では簡単に,「デスクトップ」に保存します.名前を”HelloWorld.py”とします.”HelloWorld”の次に来る拡張子は”.txt”ではなく,”.py”とすることに注意してください.名前を”HelloWorld.py”として保存すれば,拡張子を”.py”として保存することができます.

以上でpythonで”HelloWorld!”と表示させるプログラムを作成することができました.あなたもpythonプログラマーです.おめでとうございます.

それでは,実際に作成したプログラムを実行してみましょう.

  

4.2. 作成したPythonプログラムを実行する

ファイルは作ったものの,どうやってこのファイルを実行すればいいのでしょう.初めてpythonに触れる方の中には,戸惑う方もいるかもしれませんが,実行はとても簡単なのでご安心ください.Windowsのコマンドプロンプトで実行します.

画面左下のWindowsのロゴをクリックするか,キーボードのWindowsボタンを押して,そのまま”cmd”とタイプしましょう.コマンドプロンプトが表示されるので,そのままキーボードのEnterボタンを押して,コマンドプロンプトを起動しましょう.

立ち上がりましたね.コマンドプロンプトなんてこれまで触ったことない!不安!という方もご安心ください.とっても簡単です.上の図の赤線で囲まれた部分に,今コマンドプロンプトが見ているフォルダが表示されています.上の図では「C:Users\user」と表示されています.人によっては異なる表示の方もいると思いますが,大丈夫です.問題ありません.

先ほど作成したプログラムを実行するためには,作成したプログラムを保存したフォルダに,コマンドプロンプトが見ているフォルダを変更する必要があります.コマンドプロンプトが見ているフォルダを変更するには,”cd”というコマンドを使用します.コマンド”cd”の後に,移動したいフォルダのパスを書いて実行すると,コマンドプロンプトが見ているフォルダを移動させることができます.今回は作成したプログラムをデスクトップに保存しましたので,コマンドプロンプトが見ているフォルダをデスクトップに変更します.デスクトップのパスを調べるために,エクスプローラで,保存したプログラムを表示させましょう.

ファイルを右クリックして,「プロパティ」をクリックしましょう.

上の図の赤枠の個所に,作成したファイルを保存したファイルのパスが表示されています.上の図で表示されているパスは,あくまで例です.ご利用の環境によって異なりますので,表示されているパスが上の図の表示と異なっていても問題ありません.大丈夫です.

コマンドプロンプトの見ているフォルダを,このフォルダに移動させます.コマンドプロンプトで,以下のコマンドを実行しましょう.

cd C:\Users\user\Desktop

cd “アドレス”の”アドレス”の個所は,ご自身の環境に置き換えてください.

記入を終えたらキーボードの”Enter”キーを押しましょう.

赤枠内のように,移動したいフォルダのアドレスが表示されていたら成功です.うまく移動できない場合は,コマンド”cd”の後に記入したアドレスに間違いがないかをご確認ください.

それでは続けて,コマンドプロンプトで,”dir”と打って実行してみましょう.下の図のように,作成したプログラムのファイル名が確認できるはずです.ここでファイル名が確認できない場合は,作成したプログラムをデスクトップに保存できていません.作成したプログラムの保存場所を再度確認し,ファイルをデスクトップに保存し直しましょう.

プログラムを実行する準備が整いました.以下のコマンドを入力してみてください.作成したプログラムが実行されます.

python HelloWorld.py

以下のように,コマンドプロンプトに”Hello World!”と表示されていれば問題なく実行できています.おめでとうございます.

 

5. まとめ

ここでは,pythonを初めて触る方のために,windows10の環境にpythonをインストールし,簡単なプログラムを作成して実行するまでの手順を示しました.いかがでしたでしょうか.かなり細かく手順を示したつもりなので,最後まで行けなかったという方は少ないかなと想像しています.もし万が一わからなかった場所がある方は,以下のコメント欄にご質問をご記入いただければお答えいたします.

それでは,楽しいpython生活をお過ごしください.では.

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